恨み


誰だって人を恨む。


それは絶対的に存在する人間の欲望の先にあるものだから、
絶対にそれは止めることはできない。



人間なんてそんなものだ。
決して立派なものではない。
これだけでいい。




生きるのにこれだけでいいと思うようなことがあるだろうか?


例えば無人島に流れ着いたらというと、
人それぞれで必需品がちがうというけど、
必需品にさえもある程度の許容条件がある。




簡単に言うと、
何もない世界に持っていけるものは、命と体しかないものだ。
本当に意味があることなのかは別として、
味覚というものには酸味を感じる機能があるのはわかるはずだ。



それと同じように、しょっぱいや甘酸っぱいっていう感情もあるのは人間ならばわかるはずだ。


人間っていうのは、
意外と味覚と同じように脳も味を感じているのかもしれない。
覚えれば覚えているだけいいものが知識。
だが、
それを使えば使うだけ嫌がられるのも知識。

頭と武器は使いようなのだ。
いつでも冷静に計算する。




人には理性では止められない勘定がある。

だからこそ、
いざという時も冷静になるべく慣れるように、気をつけておくべきだと思うのだ。
他人に対してゴマをする。

これを、
卑怯なことと言うが、
騙される方も悪いのだ。



相手がそうやって擦り寄ってきても、
相手しなければいいことだし、
世の中そんなに甘くはないのだから、当人同士の問題で済めば誰も被害に合わないで済むはずだ。

だから、
そうやって楽しくいられればみんなが幸せだ。
それが他人を巻き込むのであれば、
絶対にただじゃすまないんじゃないだろうか。


人は常に、誰かと楽しく生きたいものなのだから。
仲が悪い相手は誰にでもいる。



だがその仲が悪い相手に対して、仲直りをするのかは本人たち次第だ。


別に仲直りしなくていいのならば仲直りしなくていいのだ。
人間はそんなによくできていないから、
頑張らなくても別にいいのだ。